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アーユルヴェーダから見る

アーユルヴェーダから見た便秘

毎日正しくお便りがありますか?
一日二日なくったって大丈夫!平気だよ、なんて思っていませんか?

ちょっと想像してみてください。
お腹の中に、ごみの日に出し忘れた生ごみが詰まっている。
一日ぐらい大丈夫!
微生物の繁殖にちょうど良い40度。
お腹の中で、次第に悪臭を放ちだす、、、。

便秘の原因はヴァータの憎悪です。
ヴァータ体質の人のヴァータの乱れからくる便秘は、特に注意が必要です。

便秘は、単に規則的に排泄しないというだけではありません。
老廃物(マラ)を再吸収します。
体全体の機能を弱めて免疫力を低下させてしまいます。
消化器系の異常は未消化物(アーマ)を生み出して、アーマが腸内にあることで、ヴァータをさらに悪化させてしまいます。
悪循環のスパイラルです。

この悪循環の輪をなんとかとめなければなりません。

そのためには、これから述べる以下のことが、とても重要です。

シンプルに、まずはヴァータの乱れの原因をなくすこと。
①食事
②生活習慣
③精神的なもの

これに尽きます。

①食事について・・・
食事は、冷たいもの、消化の悪いものや古くなって乾燥したものはとらないように。
適度に温かく、油分と繊維質のあるものが適当です。
乳製品や温野菜、全粒粉の穀物や木の実。
生野菜を食べる習慣のある人は、できるだけ温野菜にしたり、いためたりしましょう。

②生活習慣について・・・
生活習慣では、夜更かしや、排便や排尿をなどの生理的欲求をがまんしたり、自然の生活リズムをくずさないようにしましょう。

朝も昼近くまで寝ているということは避けましょう。
積極的に午前中に予定をいれて活動しなければいけない状況を作り出すのも効果的です。

③精神的なもにについて・・・
精神的なものとしては、気を使いすぎたり、心配したり、恐怖を感じたり、興奮しすぎたりするとヴァータを乱してしまいます。
ヴァータが乱れると、不安感や恐怖心があおわれます。
慢性的な不眠になったりもします。

理由もなく不安感にさいなまれていませんか?
先のことを不安がることをすこしストップ。
高度な脳が勝手に作り出した幻想の不安です。
今、ここにあることを感謝してみましょう。
不安を和らげる工夫をしていましょう。

  • そこで、アーユルビューティ『SACHI STYLE』セラピストSACHIKOからのアドバイス!

①~③をぜひやってみて!

それから、オイルマッサージをしてみましょう。
乾燥して冷たい性質のあるヴァータと反対の性質にあるのは、温めたオイルです。
ゴマオイルがベターです。

オイルを皮膚から体内に取り込みます。
反対の性質はその反対の性質を弱めるという大原則に従って、過剰なヴァータを鎮めてくれます。

『どのぐらいの頻度ですればよいの?』

できれば毎日。朝もしくは夜の寝る前にでも。
そして月に1~2回は本場のアーユルヴェーダの特製オイルを使ったスペシャルな全身トリートメントを堪能してみてください。
『SACHI STYLE』では、スリランカで実際にアーユルヴェーダ専門リゾートホテルで使われる貴重なオイルをご用意しています。

アーユルヴェーダから見た肥満

テレビの宣伝でありました。
定期健診で、メタボリックの項目が入り、お腹を引っ込めた記憶のある方は多いと思います。
私もその一人。
女性だけでなく男性も、肥満は気になります。

体脂肪率を量る体重計も利用されている方も多いでしょう。
体重の増減に一喜一憂。
どこの家庭でもみられる光景です。

アーユルヴェーダ的には、プラクリティ(生まれ持った体質)によっては、一般的には太っているとされても、それがその人にとってはベストな場合もあります。
水を飲んでも太る、そういう体質の人もおられます。
組織や土台を作る力が強い方は、カパの体質の人に多いのですが、カパ体質の人は、モデル体形にはなれません。
モデル体形を望むと、自分の本質からかけ離れたことにチャレンジしようとしています。
大変過酷で壮絶なダイエットをしなければならなくなるでしょう。。。

健康的にぽっちゃり以上に、醜く太った状態、それが肥満です。
肥満は、一般的にはカパの乱れです。
消化されなかった食べ物がアーマ(未消化物)となり、経路のつまりを起こし、組織内の水分と脂肪を滞留させ、腹部に閉じ込められたヴァータが消化の火(アグニ)を刺激します。
そして、偽りの食欲をあおるために、肥満となります。
そのため、アーマを生じさせないための工夫が必要となります。

カパの重い性質、ゆっくりした性質、安定した性質、油っぽい性質、密な性質はどれも肥満につながりやすいものです。
カパ体質の人が、肥満解消のために食事を制限することは、食事による満足感を得られないために、ダイエット自体がカパのドーシャを乱すことになり、逆効果となってしまいます。

三つのポイントからせめていきましょう。

①食事の取り方
②生活習慣
③運動習慣

①食事の取り方について
甘いものが好きならば、甘みを蜂蜜に変えましょう。
できるだけ、食事の中に辛味、苦味、渋味を取っていきましょう。

脂肪分の多い肉や魚、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は控えましょう。
どうしても油分が欲しい場合は、油をギーに置き換えましょう。
ギーの作り方レッスンもしたいですね~!!

今はやりの酵素をとるために生野菜を多く取っている場合は、酵素は別のものから取ると割り切って、温野菜に変更しましょう。
温野菜にはマスタードやガーリックなどの香辛料を加えて、消化しやすくします。

冷たい飲み物、食事直後の水を飲むこと、食後すぐの睡眠はやめましょう。

②生活習慣について
カパ体質は寝ることが大好きなので、ヴァータの時間帯(2時~6時)におきることを心がけましょう。
体も心も活動しやすくなります。
昼寝は厳禁です。

③運動習慣について
スポーツすることが一番あっているのがカパ体質の方です。
身体が重く詰まりやすい性質のために、スポーツで動きが生じると、爽快感を一番感じることができます。
スタミナもどの体質の人よりも一番あるので、仕事でも運動でも身体を使うことはとても向いています。

  • そこで、アーユルビューティーからのご提案~!

朝にはコーヒーですっきり目覚めさせて!
気持ちに刺激も有効です。
週に1回は、新しいことにチャレンジしてみましょう。
通勤ルートをいつもと変更したり。
いったことのないお店によってみたり。
刺激的な色の服を着てみたり。
変化や刺激がとっても大事です。

ヨガレッスンも有効です。
まだ始めていない人はぜひ始めてみて。

さらに加えるならば、
アーユルヴェーダのスペシャルなオイルで、トリパラーオイルがあります。
すべての体質の人のバランスを整える万能オイルです。
肥満の方は、とてもあいます。
ドーシャバランスを崩してしまったカパ体質の人には、基本的にオイルトリートメントはあいませんが、トリパラーオイルは別です。

ぜひスペシャルなオイルでトリートメントをどうぞ。
このオイルはなくなり次第終了です。

ビジネスマンのためのアーユルヴェーダ

アーユルヴェーダを今まさに必要としている人は、ビジネスマンでしょう。

同業の方が言われていました。
ピッタ用のオイルがどんどんなくなるんだけど、なんでかな?と。
当然でしょうと私は言いました。

なぜなら、
サロンに訪れる年代(20代後半から50代)はおそらく仕事も家庭も充実した働き盛り。
同僚との競争を強いられることも、責任を負って仕事をすることも、部下を率いて仕事をすることも多くなります。
人生において、自然とピッタの増大する年代です。

加えて、ヴァータも年齢がいくにつれて増えてきます。
心疾患などの循環器系疾患を引き起こしがちになります。
突然死の原因になるくも膜下出血や心筋梗塞などは、典型的なヴァータとピッタの憎悪した症状です。

そうならないために、ビジネスマンにとって、アーユルヴェーダはとても有効です。

  • ストレスマネジメントに有効です。 
    健康的な休息、食事、運動、精神衛生など日常の知恵を提供します。
  • 能力開発に役に立ちます。
    これはアーユルヴェーダのすすめるヨガの瞑想や呼吸法、アサナの効果です。
    直感が冴えて新しいアイデアがひらめいたり、自分の定めた限界を超えることができます。
  • 自己治癒能力を高めるための数々の知恵を、ハーブやスパイスの使い方などで教えてくれます。

まずはストレスマネジメントから入られるのが良いでしょう。

なかでも運動は、
「運動は、アグニ(消化の火)を強め、精神的怠惰を取り除き、身体に強健さ、軽快さ、柔軟性を与える。身体的疲労、精神的疲労、口渇、暑さや寒さへの耐性を高める。運動をすることは、もっともよく健康を促進する。(スシュルタ・サンヒター)」といわれます。

「毎日運動をしている人は急激な老化のアタックをうけることがない(スシュルタ・サンヒター)」とまで賞賛されています。

季節でいえば、春と冬は朝・夕方とたくさん運動をすべきです。
デスクワークの人も軽度から中程度の運動が必要です。
息がはずんできたり、背中などに汗を感じてくる程度です。
それ以上は控えましょう。

運動後のケアとして、身体をくまなくマッサージすることにより、筋肉が発達し、皮膚は光沢を増し、美しいプロポーションができるといわれています。
特に指圧が良いそうです。(スシュルタ・サンヒター)

そのことから、タイ古式マッサージは運動後のケアとして大変有効です。
タイ古式マッサージもアーユルヴェーダの流れを受け継ぎ発展させたつながりがわかります。

ヨガのアサナ(ポーズ)は運動とは別のものです。
なぜなら運動は筋肉を強めるのですが、ヨガのアサナはそればかりではなく内臓器官や神経をも活性化させます。
そして、瞑想のためのアサナは精神を強固にします。

特にビジネスマンはヴァータやピッタの乱れを鎮める必要があります。
毎日10分でも瞑想や呼吸法をお薦めします。

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