【読解力が衰えているというけれど、大人も……?】
「AIvs教科書を読めない子供たち」の次に読んで欲しい本は(ブログで紹介してましたかね?)、「AIに負けない子供を育てる」(新井紀子)です。
この本には、どうして子供たちの読解力が落ちているのか、落ちていることがわからないのか、学校現場の学習方法から解き明かしてくれます。
あっさり言うと、原因は、穴埋め式のプリント学習!学校の先生が、子どもたちを取りこぼしなく学習を進めようとした結果、効率よく問題を解こうとする子どもたちの脳の働きで、文章をたいして読まなくても穴が埋められてしまい、そのプリント学習の繰り返しの結果、子どもたちが文章が読めなくなってしまっているとのこと。
なら、どうやって子供たちの読解力を上げたらいいのか。その答えも、この本に示されています。
大人になれば、家電の取説を読んだり、賃貸契約をかわしたり。保険の契約、携帯の契約を結んだり。
マンションの掲示板でさえも、読解力がないと間違って理解してしまい、後でこんなはずではなかったと後悔しかねません。
自分の読解力ははたしてどれぐらいあるのか。それをはかるRSTテストというものがあります。
代々木ゼミナールに直接行かなくてないけないテストで、次回は10月だそうです。
直接行くのが面倒な人に、簡単な読解力をはかるテストが「AIに負けない子どもを育てる」に掲載されています。
読解力の要素である係り受け、照応、同義語、推測、定義などの、自分の理解度がわかります。
自分は読解できてるわ~と10人中10人は思っているのでは?
ぜひチェックしてみてくださいね~!!数学が苦手な私の読解力と示し合わせるとさもありなんと思える結果です。
最近読んだ興味深い本のご紹介でした~!!